ファントム工場の仕組み

不安定な受注に、安定した確保先を

製造業において、手配部署は流れ品の手配や進捗に追われる中で、下記のような突発的な処理に時間を取られがちです。

  • 受注の山谷が多くサプライヤーの手配が難しい
  • 開発設計から仕様が明確でない試作品の手配要求がある
  • 修理部品を極短納期で入手する必要がある

各社ともに、製品固有の図面に表しきれない特殊要求仕様や認定基準などがあり、流れ品の委託先は固定的に決められていますが、流れ品でない治具、改造工事などは、流れ品の委託先に発注すると工程が乱れます。
都度委託先を探す場合において、自社要求基準を満たす新規委託先がなかなか見つけれられない、あるいは機械加工、処理、板金加工を別々に委託するのは管理負荷が大きいので、まとめて発注したいという企業担当者様のニーズに応えます。

信頼できる「コンビニ」のような存在へ

昨今の経営環境の変化の中で、QCDEC(品質・コスト・納期・環境・順法)にそれぞれ新たな課題が出てきて、信頼できるサプライヤーとの取引が要望されています。
求められているのは大量生産の部品加工や中間ユニット生産より、1品加工、開発工事などの期待であり、瑞穂ファントム工場が目指すのは小回りの効く、いわばコンビニ的な企業群です。

受注案件により、瑞穂ファントム工場メンバー企業が連携、共同チームを編成し、QCDECを含めて多様な要求仕様に対応します。
瑞穂町には様々な技術、設備を持つ製造企業が約500社あります。大手製造部門を超えるこの組織は貴社の社内工場として便利に使っていただくものですが、引き合いがあれば具体的に組織化(見える化)しますので、自社組織と違い固定費の発生がありません。繰り返し発注いただければ、貴社固有の要求も踏まえて対応します。

案件により最適なグループを結成

契約は瑞穂ファントム工場運営事務局が窓口となり、貴社の単品加工から組立品まで要求仕様に合わせて、最適の企業グループを編成します。
Mother企業とそのグループ企業(Family企業)は都度編成し、まとめ企業(Mother企業)が引き合い、受注、製造、品質保証、納品を行います。

信頼性をより高めるために、瑞穂町商工会の経営指導員、登録専門家や大手企業OBなどが支援を行っています。
自社の工場に作業指示するように、安心して任せられるような仕組みづくりを行っています。